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MPEG-1

ビデオCDなどでの使用を想定して標準化された符号化形式の規格で、拡張子は「.mpg」になります。 ビットレートは1MB程度で、CDに1時間程度の動画を記録することができます。CDの容量は700MB程度なので、1時間の動画が約700MB程度に圧縮できる形式になります。
画質はVHSビデオ程度で、動画の音声部分には、MP2~MP3が規定されていますが、MP3が使われるのが一般的です。

MPEG-2

テレビ放送やDVDビデオなどでの使用を想定して標準化された符号化形式の規格で、拡張子はMPEG-1と同じ「.mpg」になります。
厳密には復号化の手順のみが規定されている規格であり、つまり、符号化については、最終的な符号化形式がMPEG-2規格に適合していればどのような手順で符号化しても良いということになります。
ビットレートの制限がなくなり、高画質化した規格で、動画の音声部分には、AACやDolby Digital(拡張子「.ac3」)が使われます。

ただし、DVDビデオに記録されているMPEG-2形式のファイルは、VOB(ブイオービー)というコンテナファイルに格納されている場合が多く、拡張子も「.vob」となっています。VOB形式は動画や音声の他に、メニューや字幕、プロテクト情報なども格納することができます。
MPEG-2は著作権保護の機能を持っていないため(MPEG-1もそうですが)、映画などをDVDビデオで販売するためには、VOBに格納するメリットが高いと言えます。

MPEG-4

MPEG-4は、主にモバイル機器によるネットワークでの動画利用に主眼をおいて規定された規格になります。
そのため、ストリーミング再生に対応しており、高圧縮ですが画質の劣化が少なく、CPU負荷も比較的小さいと言う特徴があります。
ただし、その規定範囲はとても広範囲に及び、ネットワークでの利用はもちろん、3Dグラフィックスや合成、テキストなども規格しており、携帯電話用のコンテンツから、ハイビジョン動画の配信、さらには映像以外の画像やテキストといった広いニーズに対応できるように設計された柔軟な規格です。

そのため、MPEG-1、MPEG-2とは異なり、複数の符号化形式、コーデックが明確に規定されています。
また、MPEG-4では、ファイルフォーマットとして、MPEG-4で規定された動画や音声の符号化形式を格納するコンテナファイル「MP4(エムピー フォー)」が規定されています。
ビットレートは、携帯端末等でのネットワークを介した動画再生を目的とした低いビットレートに注目されがちですが、実際にはMPEG-2以上のビットレートを範囲を含んでいます。