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映像データの圧縮

動画ファイルの映像データは、実は静止画(写真)の集合体です。
紙芝居や、ペラペラマンガのように1枚1枚の静止画が順番に表示され、動く映像として再生されています。そのため、動画の映像データには何千枚、何万枚もの静止画が格納されている仕組みになります。
この静止画の集合体である映像データは、そのままの状態(非圧縮状態)では、とても大きなファイルサイズになってしまいます。例えば一枚500KBの静止画を集合させた1時間の映像データが何十GBなどになってしまう事もあるでしょう。
そのため、動画ファイルは基本的に「圧縮」されている状態で取り扱われています。「圧縮」することで非圧縮状態よりファイルサイズを1/100や1/1000のファイルサイズで取り扱えます。

もちろん、「圧縮」された映像データは非圧縮状態のデータと比較すると、画質の品質が落ちてしまうものとなりますが、これまで技術の進歩により圧縮しても画質の品質の低下を軽減する圧縮方法が次々と開発されています。
例えば圧縮によりファイルサイズを1/100まで小さくしても、非圧縮状態と比較して画質がほとんど劣化しない圧縮方法などが普及しています。
しかし、この「次々と開発された圧縮方法」は日を追うごとに新しい方法が開発されているために様々な種類があり、それぞれの圧縮方法にて圧縮された映像データは、それぞれに対応した「鍵」がなければパソコンなどでは再生することができません。「鍵」を使って圧縮されたものを解凍(再生)する必要があります。

コーデックとは

動画ファイルをGOM PLAYERで再生した際、再生しているのはGOM PLAYERになりますが、厳密にはGOM PLAYERだけでは再生をしていません。
GOM PLAYERが「コーデック」と呼ばれる「鍵のような別のプログラム」を使用して再生しています。圧縮された動画を「解凍」して再生するためです。
GOM PLAYERのみならず、動画再生ソフトは必ず単体では動画ファイルを再生できず、映像データと音声データという2つの扉がある箱を、それぞれの扉に対応した鍵(コーデック)を使って開けている(再生している)、という表現がわかりやすいかもしれません。

例えばA(扉A)という圧縮形式により圧縮された映像データをパソコンで再生するためには、Aを解凍する(再生する)ための「鍵(コーデックA)」が必要です。
B(扉B)という圧縮形式がとられている音声データを再生するためには、Bを解凍する(再生する)ための「鍵(コーデックB)」が必要です。
映像・音声を再生するための鍵(コーデック)は、購入したパソコンに入っているものではありません。数ある圧縮形式に対応している、数あるコーデックをそれぞれ入手してパソコンにインストールする必要があります。通常このコーデックが全くない状態ではパソコン上で動画ファイルを再生することができません。